はじまり
1990年代終わりから2000年代初頭、浜松市は周辺各地の郊外型大型ショッピングセンター開店と浜松駅周辺の大手百貨店の相次ぐ閉店により、人の流れが中心市街地から郊外へと移り始めていました。その対策もあって浜松市では2008年から2010年に掛け、市の未来像を模索するための有識者会議「都心未来創造会議」を立ち上げます。
そのメンバーに抜擢された一人、建築設計事務所を営んでいた内山(現理事長)は、2007年浜松市美術館で開催された山田卓司ジオラマ作品展で作品に感動を味わったことを語り、山田卓司の作品をもっと世の中の人に知ってもらい観光客を誘致しようと、山田卓司館の設置を提言しました。
「観光化によって市外から人を呼び込んで都心を活性化させよう」、「あの街に行ってみたい」という都市作りの第一歩としての「山田卓司館構想」です。そして自らが中心となって「山田卓司館(仮称)をつくる会」を立ち上げることになります。